ムチウチ

 ムチ打ちとは  自動車を運転している時に、後ろからの追突やスノーボードやスキーでの衝突や急に止まった際になどに頭部にくる衝撃で、頚椎(首)がムチを打ったような、波の状態に似ていることから由来が来ています。  自動車を後方から追突された場合、頭部に受ける衝撃は時速40kmで65kg、60kmで98kgにもなります。これほどの衝撃が頚椎(首)に加わるということは、捻挫や亜脱臼の状態になってしまいます。  ムチ打ちにおいて一番怖いことは、直後に自覚症状が出ないことが多々あることです。  後遺症や首に大きな衝撃を受けてしまうのは、追突の時に、無意識(ぶつかる瞬間が分からない時)の状態です。無意識の状態だと筋肉が休んで無防備な状態となっています。その中で受けた衝撃は、意識した状態(ぶつかる瞬間が分かった時)時と比べ大きくなります。  症状として、首の痛み、首から肩にかけてのこり、首が回らない、背部痛、手腕のしびれ、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、不眠、腰痛、呼吸障害などの様々な変調をきたす恐れがあります。

治療法

 ムチ打ちの一般的な療法は、筋肉弛緩剤、痛み止め、牽引、マッサージ、電気・温熱療法が主流ですが、これらは一時しのぎにしかなりません。痛みを解放する為に下記の2つの治療を中心に行います。 1つ目は頚椎のズレ・頚部筋肉の過緊張(張ったり、凝っている状態)を改善する事です。ムチ打ちになった際には、高い割合で頸椎の位置がずれてしまいます。頚椎のずれた状態になると、周囲の筋肉や神経、靭帯などに影響を及ぼします。これらが原因で首の張る状態になってしまう可能性があります、頸椎のズレを治すことが痛みの根本治療に繋がります。 2つ目は、ムチ打ちの後遺症を解放することです。 後遺症を解放するには、痛みの記憶を消さなければなりません。追突の際に受けた衝撃が身体の細胞に痛みの記憶として残り、脳から痛いという間違った指令を出す事があります。本来は治っているはずなのに「痛い」と指令が出てしまうことが痛みの原因になります。  治療法は、首を痛めた角度っていきます。その際に、身体の中からジワジワした痛みを感じられる方が多いです。痛めた角度が合うと脳の中で痛みが再現されます。その後正常に戻す事により、脳に痛くないと認識させます。そうすると痛みの記憶が消えます。  痛みの記憶が消えることにより、雨の日などに首が痛むなどの後遺症が消えます。    ムチ打ちの治療は1回目から首が軽くなった、回るようになったなど効果を感じられる方がほとんどです。なかには、効きすぎて半日から一日ダルさを感じられ、翌日に楽になったと感じられる方もいます。  首の治療はどうしても痛くされそう、怖いとイメージを抱かれる方もいますが、非常に安全な治療となっており、症状が悪化する事はありませんのでご安心下さい。  ムチ打ちをして以来、体の不調に悩まされている方は是非1度来院し、痛みを解放し、自分の本来の身体を取り戻しましょう。

ムチウチの治療体験談

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